わしは弟風。
4th seasonではすでにエンターテイメント業界から離れとった。
今回はなぜ業界から離れる事になったかいう話じゃ。
わしはエンターテイメント業界で成功しとった。
大衆が喜んでくれるビジュアルやキャラクターを追い求めた。
でもわしは気付いたんじゃ。
外側からの評価ばかりを気にして、本当の自分が閉じ込められている事に。
わしは今まで何をやってたんじゃろ。
ジャロってなんじゃろ?
古すぎてわしは自虐的な笑みを浮かべるしかなかった。
わしは延々と車を走らせた。
なりたい自分とは何なのか。
地上で輝く星とは何なのか。
わしは気付いた。
自分の中の力強い存在に。
わしは何にだってなれる。
心の導くままに。
(CM)ロートロートロート
昼と夜の狭間。
生と死の狭間。
苦しかった日々を浄化するように死者と共に激しく踊るわし。
そして自ら
終わりを告げた。
今なら分かる。
苦しんでもがいていた日々が無駄ではなかったと。
そんなわしがとても愛しい存在だと。
わしらはこの世に生まれて
トライ&エラーを繰り返しながら色んな感情を味わっていく。
多くの感情を感じる事ができるのがこの世であり、感じる為に日々生きている。
そしてこの世界の生は儚く
ひとえに風の前の塵に同じ。
この物語はフィクションです。