長らくご無沙汰してしもうたな。
1年ほど前、インドで覚醒したわし。
色々な出来事が重なり、ハイヤーセルフと共にあったはずのわしの心はそこから離れてしもうたんじゃ。
ボロボロになったわしはエンターテイメント業界からも離れ、日銭を稼ぐために仕事を掛け持ちした。
生活するのに精一杯の毎日にわしは心が折れそうじゃった。
わしはもがき続けた。
わしはどうしたらええんじゃ。このままだとダメになってしまう…。神様、力をちょうだい!
「呼んだか?」
兄風!
兄風は茶摘みの仕事をしていた。
兄風は茶摘みという仕事を天空の域まで押し上げ、天女達と優雅に踊りながら働いとった。
楽しそうに働いとる。給料も安いはずなのになぜそんなに幸せそうなんじゃ!教えてくれ!兄風!
「ないしょ♡」
…え、え〜…
「弟風よ…苛立ちや落胆が湧き上がってくるものはしょうがない。自然に任せろ。お前の中の楽しみや幸せに思える事に焦点を当てるんじゃ」
あっ!
わしが作っとるこのツチノコのお惣菜が美味しいと言ってくれるお客さんがおって嬉しかったわ。
「そうじゃ。その嬉しい気持ちを心でじんわりと味わうんじゃ。わしはいつも弟風の事を思うとる。わしはお前が大切じゃ。お前は唯一無二じゃ。分かっとるか?」
兄風…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
あ!いつもツチノコのお惣菜買ってくれるお客さんじゃ!ありがとうお客さん!
ああ…なんか喜んでる人がいると思うと心があったかくなってきた。
わしのテンションが影響したのか、みんなやる気になってきたでぇ〜。
わしらの仕事は人を幸せにする。たとえそれに気付く人が少なくてもわしらはこの仕事にプライドを持ってる。わしの心がそれを決めるんじゃ。
心に余裕もなくあくせく働く毎日。でもそこに小さな幸せを見出したんじゃ♡
幸せは自分の心ひとつで決まるんじゃ。
ありがとう、兄風。
「ぐーーd(^_^o)」
…てか兄風エラ削った?
この物語はフィクションです。